この記事では、マンションで契約した光回線の速度が100Mbpsしか出ない原因と、オンラインゲームも快適に楽しめるようにするための具体的な解決策を徹底解説します。
「光回線のはずなのに、なぜかネットが遅い…」「特にオンラインゲームでラグがひどくて勝てない…」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
結論、その原因はマンションの配線が電話回線を利用した「VDSL方式」である可能性が極めて高く、解決策はauひかりやNURO光といった高速な光回線の「戸建てタイプ」を個別に契約することです。
戸建てタイプを契約すれば、他の住民と回線を共有しないあなた専用の光ファイバーが使えるため、最大1Gbps〜2Gbpsの超高速通信が実現します。
- auひかり
・独自回線で夜でも快適!
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・最大3年間は割引され月額2,980円〜
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VDSL方式の遅いインターネット環境に悩んでいる方は、この記事を参考に、高速な光回線への乗り換えをぜひ検討してみてくださいね。
- マンションの光回線が100Mbpsしか出ない原因
- 100Mbpsの速度でオンラインゲームが快適にできるか
- 工事不要で速度を改善する具体的な方法
- VDSLから高速な光回線に乗り換える手順とおすすめの乗り換え先
結論|マンションの光回線が100Mbpsしか出ない原因はVDSL!auひかり戸建てタイプへの乗り換えが最速の解決策

「光回線なのにオンラインゲームがラグい…」そのイライラの原因は、マンションの建物内の配線が電話回線を利用する「VDSL方式」です。
VDSL方式では通信速度が最大100Mbpsに制限されてしまうため、どれだけ高性能なルーターを使っても根本的な解決にはなりません。
この状況を打開する最速の解決策は、マンションの管理会社や大家さんから許可を得て、auひかりやNURO 光といった高速な光回線の戸建てタイプを自分の部屋に直接引き込むことです。
ここでは、あなたのVDSL問題を解決する具体的な乗り換え先と、その選択肢について詳しく解説します。
- VDSL方式のマンションはauひかり戸建てタイプの個別契約で1Gbpsを目指す
- NURO光の戸建てタイプ導入で通信速度2Gbpsの高速環境を手に入れる
- VDSL方式でも下り最大664MbpsになるauひかりタイプGも選択肢
- スマホとのセット割が不要ならGMO光アクセスが安くて速い
VDSL方式のマンションはauひかり戸建てタイプの個別契約で1Gbpsを目指す

戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 1年目: 5,610円 2年目: 5,500円 3年目から: 5,390円 | 4,180円~ ※配線方式により異なる |
初期費用 | 3,300円 | |
工事費 | →実質無料 | →実質無料 |
キャンペーン | ・最大76,000円キャッシュバック ・他社違約金を最大30,000円還元 ・工事費実質0円 | |
スマホセット割 | auスマートバリュー:永年最大1,100円割引 UQモバイル 自宅セット割:永年最大1,100円割引 | |
最低利用期間 | 3年 | 2年 |
申し込み | auひかり申し込みサイト(BIGLOBE) |
お住まいのマンションがVDSL方式で速度に絶望しているなら、auひかりの戸建てタイプを個別に契約するのが最も現実的で効果の高い解決策です。
管理会社の許可さえ取れれば、共用のVDSL回線とは別に、自分の部屋専用の光ファイバーケーブルを電柱から直接引き込むため、最大1Gbpsの高速通信を独り占めできます。
auやUQモバイルのスマホを利用している方なら「auスマートバリュー」や「自宅セット割」が適用され、毎月のスマホ料金も安くなるので一石二鳥ですね。
オンラインゲームのラグとは無縁の快適なインターネット環境を手に入れたい方は、まず大家さんや管理会社に戸建てタイプの工事が可能か相談してみましょう。
NURO光の戸建てタイプ導入で通信速度2Gbpsの高速環境を手に入れる

戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 2ギガ 3,980円 4年目以降:5,200円 10ギガ 3,980円 3年目以降:5,700円 | 2ギガ 2,980円 3年目以降:3,850円 10ギガ 2,980円 3年目以降:4,400円 |
初期費用 | 3,300円 | |
工事費 | →実質無料 | |
キャンペーン | ・最大85,000円キャッシュバック ・工事費実質無料 | |
スマホセット割 | ・おうち割光セット:ソフトバンク最大1,650円割引 ・おうち割光セット(A):ワイモバイル最大1,650円割引 | |
最低利用期間 | 3年 | なし |
申し込み | NURO光公式サイト |
とにかく最速の通信環境を求めるなら、NURO光の戸建てタイプ導入が最強の選択肢となります。
NURO光は標準プランで下り最大2Gbpsという圧倒的なスペックを誇り、オンラインゲームや高画質な動画配信も全くストレスなく楽しむことが可能です。
ソフトバンクやワイモバイルユーザーなら「おうち割 光セット」でスマホ代が割引されるメリットもあります。
ただし、NURO光は提供エリアが限られている点と、開通までに屋外と屋内の2回の工事が必要になる点には注意が必要です。
お住まいのマンションが提供エリア内で、かつ工事の許可が得られるのであれば、NURO光は最高のインターネット体験を約束してくれるでしょう。
VDSL方式でも下り最大664MbpsになるauひかりタイプGも選択肢

戸建てタイプの工事許可がどうしても下りない場合の次善策として、auひかりのマンションタイプG(G契約)も有力な選択肢です。
auひかりのタイプGは、マンション内の設備はVDSL(電話回線)を使いながらも、独自の通信技術「G.fast」によって下り最大664Mbpsという高速通信を実現します。
通常のVDSL方式(最大100Mbps)と比較して6倍以上の速度が出るため、オンラインゲームもかなり快適にプレイできるようになるでしょう。
お住まいのマンションがauひかりのタイプGに対応しているかどうかは、公式サイトから簡単に確認できます。
戸建てプランの導入が難しい場合は、タイプGへの変更を検討してみてくださいね。
スマホとのセット割が不要ならGMO光アクセスが安くて速い

戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 1ギガ 4,818円 10ギガ 5,940円 | 1ギガ 3,773円 10ギガ 5,940円 |
初期費用 | 3,300円 | |
工事費 | →実質無料 | →実質無料 |
キャンペーン | 最大112,000円キャッシュバック ・最大25,000円キャッシュバック ・他社違約金最大60,000円キャッシュバック ・オプション追加で最大27,000円キャッシュバック 高性能Wi-Fiルーターレンタル無料 | |
スマホセット割 | なし | |
最低利用期間 | なし | |
申し込み | GMOとくとくBB公式サイト |
ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアのスマホを使っていなかったり、セット割を特に重視しない方には、GMO光アクセスがおすすめです。
GMO光アクセスは、v6プラス(IPoE接続)に標準対応しているため、夜間など回線が混み合う時間帯でも速度が落ちにくく、安定した通信が期待できます。
月額料金も業界最安値クラスで、余計なオプションなしに安さと速さを両立できるのが最大の魅力です。
現在ドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボレーションモデル」を利用している場合、工事不要の「事業者変更」手続きだけで簡単に乗り換えが完了します。
純粋にコストパフォーマンスを重視するなら、GMO光アクセスは非常に満足度の高い光回線です。
あなたのマンションも?光回線が100Mbpsしか出ない2つの配線方式
「光回線」と契約書に書いてあったのに、なぜか速度が100Mbps前後しか出ないのは、契約している光回線事業者そのものではなく、マンション建物内の「配線方式」が原因です。
電柱からマンションの共用スペースまでは高速な光ファイバーが来ていても、そこから各部屋までの配線方法が古いと、速度が大幅に制限されてしまいます。
ここでは、速度低下の主な原因である2つの配線方式と、ご自身のマンションがどちらに該当するのかを確認する方法を解説します。
- 電話線を使うVDSL方式は最大通信速度が100Mbpsに制限される
- LAN配線方式も古いケーブルだと100Mbpsまでしか出ない
- 壁の端子を見ればOK!マンションの配線方式を確認する方法
- 100Mbpsではオンラインゲームのラグ多発!FPS・格闘ゲームは致命的
電話線を使うVDSL方式は最大通信速度が100Mbpsに制限される
マンションの光回線が100Mbpsしか出ない最大の原因は「VDSL方式」です。
VDSL方式は、マンションの共用部までは光ファイバーケーブルで接続し、そこから各部屋へは既存の電話回線(メタルケーブル)を使って配線する方式を指します。
つまり、最後のラストワンマイルが光ファイバーではなく、アナログな電話回線になっているわけです。
電話回線で通信できるデータ量には上限があるため、大元の回線がどれだけ速くても、各部屋での最大通信速度は100Mbpsに制限されてしまいます。
築年数の古いマンションでよく採用されている配線方式ですね。
LAN配線方式も古いケーブルだと100Mbpsまでしか出ない
もう一つの配線方式が「LAN配線方式」です。
LAN配線方式は、マンションの共用部から各部屋までをLANケーブルで配線する方式です。
VDSL方式よりは比較的新しい建物で採用されていますが、配線に使われているLANケーブルの規格(カテゴリ)によって速度が大きく変わる点に注意が必要となります。
比較的新しい「カテゴリ6」などのLANケーブルが使われていれば最大1Gbpsの速度が期待できますが、古い「カテゴリ5」のケーブルが使われている場合、VDSL方式と同様に最大100Mbpsに速度が制限されてしまいます。
壁の端子を見ればOK!マンションの配線方式を確認する方法
ご自身のマンションの配線方式が何なのかは、部屋の壁にあるコンセント周りを見れば、おおよそ見当がつきます。
まず、壁にある端子を確認してみてください。
- 電話線の差し込み口(モジュラージャック)しかない: VDSL方式です。
- LANケーブルの差し込み口がある: LAN配線方式です。
- 「光」や「光コンセントSC」と書かれた差し込み口がある: 最も高速な光配線方式です。
もし壁にモジュラージャックしかなく、そこにモデムを繋いでいるのであれば、あなたの部屋のネットが遅い原因はVDSL方式で間違いありません。
光コンセントがあっても100Mbpsしか出ない場合は、契約プラン自体が100Mbpsのプランであるか、ルーターやLANケーブルなどの周辺機器がボトルネックになっています。
100Mbpsではオンラインゲームのラグ多発!FPS・格闘ゲームは致命的
Webサイトの閲覧や標準画質の動画視聴であれば、100Mbpsでもそれほど不便は感じないかもしれません。
しかし、一瞬の遅延が勝敗を分けるオンラインゲーム、特にFPS(Apex LegendsやVALORANTなど)や格闘ゲームの世界では、100Mbpsという速度は致命的です。
問題なのはダウンロード速度だけでなく、Ping値(応答速度)です。
VDSL方式は1本の回線を多数の住民で共有するため、利用者が増える夜間や休日に回線が混雑し、Ping値が高いと、画面上で敵を見つけて撃ったつもりが、サーバー上ではすでに自分が倒されていた、といった理不尽なラグが発生するわけです。
快適なゲーム環境を求めるなら、VDSL方式からの脱却は必須と言えるでしょう。
工事不要!マンションの100Mbps光回線を少しでも速くする4つの改善策
VDSL方式からの根本的な脱却には乗り換えが必要ですが、その前に試せる改善策もいくつかあります。
これらの対策で100Mbpsの上限を超えることはできませんが、上限に近い安定した速度を引き出し、体感速度を向上させることは十分に可能です。
ここでは、工事不要ですぐに試せる4つの改善策を紹介します。
- Wi-Fi 6対応の高性能ルーターに買い替えて通信を安定させる
- 有線接続ならカテゴリ5e以上のLANケーブルに交換する
- IPv6・IPoE接続に切り替えて夜間の回線混雑を回避する
- ルーターの設置場所を見直して電波干渉を避ける
Wi-Fi 6対応の高性能ルーターに買い替えて通信を安定させる
何年も前に購入した古いWi-Fiルーターを使い続けている場合、ルーター自体が速度低下の原因になっていることがあります。
Wi-Fiの通信規格は年々進化しており、古い規格のルーターでは光回線のポテンシャルを全く活かせません。
今から買い替えるなら、最新の通信規格「Wi-Fi 6」に対応したルーターを選びましょう。
Wi-Fi 6は通信速度が速いだけでなく、複数の機器を同時に接続しても速度が落ちにくく、安定性が高いのが特徴です。
スマホやパソコン、ゲーム機など多くのデバイスをWi-Fiに繋ぐ現代のライフスタイルには、Wi-Fi 6対応ルーターが必須と言えますね。
有線接続ならカテゴリ5e以上のLANケーブルに交換する
「有線で接続しているのに速度が出ない」という方は、パソコンとルーターを繋いでいるLANケーブルを確認してみてください。
LANケーブルには「カテゴリ」という通信規格があり、ケーブルの側面に「CAT.5」「CAT.5e」のように印字されています。
もし使用しているケーブルが「カテゴリ5(CAT.5)」の場合、最大通信速度が100Mbpsなので、ケーブル自体がボトルネックになっています。
少なくとも「カテゴリ5e(CAT.5e)」以上のケーブルに交換するだけで、通信速度が改善することは珍しくありません。
価格も数百円から購入できるので、まず最初に試すべき改善策です。
IPv6・IPoE接続に切り替えて夜間の回線混雑を回避する
平日の夜や休日になると急にネットが遅くなる場合、回線の混雑が原因です。
従来の接続方式「PPPoE」は利用者が集中する時間帯に渋滞が起きやすいですが、新しい接続方式「IPoE(IPv4 over IPv6)」なら、混雑を避けた快適な通信が可能です。
現在契約しているプロバイダがIPoE接続に対応しているか確認し、もし対応しているならプラン変更や申し込みを行いましょう。
もし非対応の場合は、GMO光アクセスのようにIPoE接続を標準提供しているプロバイダへの乗り換えを検討するのがおすすめです。
ルーターの設置場所を見直して電波干渉を避ける
Wi-Fiの速度は、ルーターの設置場所によっても大きく変わります。
Wi-Fiの電波は障害物に弱く、特に水や金属は電波を吸収・反射してしまう性質があります。
ルーターを部屋の隅や床に直接置いたり、テレビの裏や本棚の中、水槽の近くなどに設置するのは避けましょう。
理想的な設置場所は、家の中心付近で、床から1〜2mほどの高さがある障害物の少ない場所です。
また、電子レンジやコードレス電話はWi-Fiと同じ周波数帯の電波を出すため、電波干渉の原因になります。
ルーターと家電製品はなるべく離して設置してくださいね。
【最終手段】VDSL方式のマンションから高速な光回線へ乗り換える手順
周辺機器の交換や設定の見直しでも満足な速度が得られない場合、最後の手段はVDSL方式そのものから脱却することです。
具体的には、お住まいのマンションに戸建てタイプの光回線を個別に引き込む手続きを進めます。
少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、手順通りに進めれば誰でも挑戦できますし、成功すればネットのストレスから完全に解放されます。
ここでは、その具体的な3つのステップを解説します。
- STEP1. 大家さん・管理会社に戸建てプランの工事許可を取る
- STEP2. 希望する光回線事業者にWebから申し込む
- STEP3. 工事日を調整して開通工事に立ち会う
STEP1. 大家さん・管理会社に戸建てプランの工事許可を取る
戸建てタイプの光回線を個別に引き込む上で、最大の関門が「大家さんや管理会社から工事の許可を得ること」です。
光ファイバーケーブルを部屋に引き込む際、壁に小さな穴を開けたり、エアコンの配管(エアコンダクト)を利用したりする工事が必要になるため、建物の所有者の許可が必須となります。
許可をもらうためには、まず正直に「現在のVDSL回線が非常に遅く、仕事やオンラインゲームに支障が出ているため、個別に高速な光回線を契約したい」と事情を説明しましょう。
その上で、「建物を傷つけないよう、基本的にはエアコンのダクトを利用して配線します」「もし壁に穴を開ける場合でも、退去時には責任を持って原状回復します」といった点を伝え、大家さんや管理会社の不安を取り除くことが重要です。
STEP2. 希望する光回線事業者にWebから申し込む
無事に工事の許可が下りたら、次に希望する光回線事業者に申し込みを行います。
申し込みは、家電量販店や対面の窓口よりも、公式サイトなどのオンライン経由が断然おすすめです。
オンライン申し込みは、高額なキャッシュバックや月額料金の割引など、Web限定のキャンペーンが最も充実しています。
また、不要なオプション加入を勧められることもなく、自分のペースでじっくりプランを選べるのも大きなメリットです。
auひかりやNURO 光など、目当ての事業者の公式サイトから手続きを進めましょう。
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STEP3. 工事日を調整して開通工事に立ち会う
申し込みが完了すると、数日以内に光回線事業者から電話かメールで連絡があり、工事日の日程調整を行います。
工事は電柱から光ファイバーを引き込む屋外工事と、部屋の中に配線を通す屋内工事があり、基本的には契約者本人の立ち会いが必要です。
当日は作業員の方が部屋に入って作業を行うため、事前にルーターを設置したい場所などを決めておくとスムーズに進みます。
工事が完了し、持参された機器(ONU)と自分で用意したルーターを接続すれば、その日から高速なインターネットが利用開始となります。
どうしても光回線の工事ができないマンションならホームルーターも検討

「大家さんに反対された」「建物の構造上、どうしても工事ができない」といった理由で、戸建てタイプの導入を断念せざるを得ないケースもあります。
そんな八方ふさがりの状況でも、諦めるのはまだ早いです。
最終手段のさらにその先として、工事不要でコンセントに挿すだけでWi-Fi環境が手に入る「ホームルーター」という選択肢があります。
光回線ほどの速度や安定性はありませんが、VDSL方式よりは快適になるケースも十分あります。
- Rakuten Turbo|楽天モバイルのエリア内なら工事不要でネットが使える
- SoftBank Air|コンセントに挿すだけですぐにWi-Fi環境が手に入る
Rakuten Turbo|楽天モバイルのエリア内なら工事不要でネットが使える

料金・内容 | |
---|---|
月額料金 | 4,840円 |
初期費用 | 契約事務手数料:無料 |
端末代 | →月々867円×48回割引で実質無料 |
キャンペーン | ・Rakuten Turbo 5G端末代実質無料 |
スマホセット割 | 楽天モバイルとセットで毎月1,000ポイント還元 |
最低利用期間 | なし |
申し込み | 楽天モバイル公式サイト |
ホームルーターを検討するなら、まずRakuten Turboが選択肢に上がります。
Rakuten Turboは、楽天モバイルの5G/4G LTE回線を利用したホームルーターで、データ容量無制限で利用できるのが特徴です。
光回線のような開通工事は一切不要で、端末が届けばコンセントに挿すだけですぐにインターネットを使い始められます。
ただし、快適に利用できるかどうかは楽天モバイルのサービスエリアに大きく左右されます。
パートナー回線(au回線)には対応していないため、契約前には必ず自宅が楽天回線のエリア内かしっかり確認してくださいね。
SoftBank Air|コンセントに挿すだけですぐにWi-Fi環境が手に入る

料金・内容 | |
---|---|
月額料金 | 1〜3ヶ月目:0円 4〜24ヶ月目:4,950円 25ヶ月目以降:5,368円 |
初期費用 | ・契約事務手数料:3,300円 ・端末代: →月々割で実質無料 |
キャンペーン | ・最大50,000円キャッシュバック |
スマホセット割 | ・ソフトバンク:毎月1,100円割引 ・ワイモバイル:毎月最大1,650円割引 |
最低利用期間 | なし |
申し込み | ソフトバンクAir正規取次店(GMOとくとくBB) |
SoftBank Airも、工事不要で手軽に導入できる人気のホームルーターです。
Rakuten Turboと同様に、端末をコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるようになります。
ソフトバンクやワイモバイルのスマホを使っている方であれば、「おうち割 光セット」が適用されて毎月のスマホ料金が割引になるのが大きなメリットです。
楽天モバイルのエリア外だったり、セット割でお得に使いたい方には、SoftBank Airがおすすめですね。
申し込みから数日で端末が届くので、引っ越し後すぐにネット環境が欲しいというニーズにも応えてくれます。
マンションの光回線が100Mbpsしか出ない件に関してよくある質問
最後にマンションの光回線が100Mbpsしか出ない件に関してよくある質問に回答します。
1Gbpsの光回線を契約したのに、マンションで100Mbpsしか速度が出ないのはなぜですか?
お住まいのマンションの配線方式が、電話回線を利用する「VDSL方式」か、古いLANケーブルを使った「LAN配線方式」だからです。
これらの配線方式は、建物内の物理的な配線によって最大通信速度が100Mbpsに制限されています。
そのため、契約している光回線プランが1Gbps対応でも、建物の設備が原因で100Mbpsまでしか速度が出ません。
マンションの光回線で100Mbpsの速度があれば、オンラインゲームも快適にできますか?
Webサイトの閲覧や動画視聴など、一般的な使い方なら100Mbpsでも十分な速度です。
しかし、一瞬の反応速度が求められるオンラインゲーム、特にFPSや格闘ゲームでは、ラグ(遅延)が発生しやすく快適なプレイは難しいでしょう。
VDSL方式は回線を他の住民と共有するため、利用者が多い時間帯は特に速度が不安定になりがちです。
自宅のマンションがVDSL方式かどうか、簡単に見分ける方法はありますか?
はい、お部屋の壁にあるインターネット用のコンセントを見れば簡単に見分けられます。
壁に電話線の差し込み口(モジュラージャック)しかなく、そこにモデムを繋いでいる場合はVDSL方式です。
LANケーブルの差し込み口があればLAN配線方式、「光」と書かれた光コンセントがあれば最も高速な光配線方式となります。
VDSL方式のマンションで、今すぐ速度を改善するために自分でできることはありますか?
はい、いくつか方法はあります。
Wi-Fiルーターを最新規格の「Wi-Fi 6」対応機種に買い替えたり、有線接続で使っているLANケーブルを「カテゴリ5e」以上のものに交換したりすることで、通信の安定性が増し、体感速度が改善することがあります。
ただし、これらの対策は最大100Mbpsの上限を超えるものではありません。
ドコモ光やソフトバンク光を契約しているのに100Mbpsしか出ないのは、回線が悪いからですか?
いいえ、ドコモ光やソフトバンク光の回線品質が悪いわけではありません。
これらの光回線サービス(光コラボレーション)は、NTTのフレッツ光回線を利用しています。
速度が100Mbpsに制限されているのは、光回線サービス側の問題ではなく、あくまでお住まいのマンションに導入されているVDSL方式などの配線設備が原因です。
なお、光コラボのNTT回線が100Mbpsだとしても、auひかりやNURO光は光配線方式で導入されている可能性があります。
光配線方式なら1〜2Gbpsなので、auひかりやNURO光のエリアを確認してみましょう。
有線LANで接続しても100Mbpsを超えないのは、何が原因ですか?
主な原因は2つ考えられます。
1つ目は、お使いのLANケーブルの規格が「カテゴリ5」以前の古いものであるケースです。
2つ目は、パソコン本体のLANポートが1Gbpsの通信(1000BASE-T)に対応しておらず、100Mbpsまでの対応になっているケースです。
まずはLANケーブルを「カテゴリ5e」以上のものに交換してみて、それでも改善しない場合はパソコンのスペックを確認してみましょう。
まとめ|マンションの光回線が100MbpsならVDSL!auひかり等の戸建てタイプに乗り換えよう
今回は、マンションの光回線が100Mbpsしか出ない原因と、オンラインゲームも快適になるための具体的な解決策について解説しました。
お住まいのマンションで光回線の速度が100Mbpsに制限されている場合、その原因は建物内の配線方式がVDSLである可能性が極めて高いです。
この状況を根本的に解決するには、管理会社の許可を得て、auひかりやNURO光といった高速な戸建てタイプの光回線を個別に引き込むのが最も効果的です。
- auひかり
・独自回線で夜でも快適!
・auやUQモバイルがずっと最大1,100円割引
・最大135,250円相当還元&工事費実質無料
▶︎auひかりに申し込む - NURO光
・ゲーム大会でも使われる高速&安定回線
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▶︎NURO光に申し込む - GMO光アクセス
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- マンションの光回線が100Mbpsしか出ない原因はほぼVDSL方式
- VDSL方式は電話回線を使うため最大100Mbpsに制限
- 壁の電話線差込口(モジュラージャック)でVDSLか確認
- 100Mbpsではオンラインゲームのラグが多発し快適とは言えない
- 応急処置としてルーターやLANケーブルの交換は有効
- IPv6(IPoE)接続への切り替えで夜間の混雑を緩和
- 根本解決はauひかり等の戸建てタイプを個別契約すること
- 戸建てタイプの契約には大家さん・管理会社の工事許可が必須
- 工事が無理ならauひかりタイプG(最大664Mbps)も有力
- 最終手段として工事不要のホームルーターも選択肢
この記事で解説した手順を参考に、ご自身の状況に合った最適な方法を見つけて、VDSLの速度ストレスから解放されましょう。
特にオンラインゲームを本気で楽しみたい方は、思い切って高速な光回線への乗り換えを検討してみてくださいね。