J:COMの分配器を使わない方法は？ネットが遅い時の原因と接続・交換を解説

この記事では、J:COMの分配器を使わない方法や、インターネットが遅いといった不満を解決する最適な選択肢について詳しく解説します。

J:COMのネットが遅くてイライラする、テレビ周りの配線がごちゃごちゃで分配器を使いたくない、と感じていませんか？

結論、J:COMの分配器を使わない方法は「J:COMを解約する」か「契約中に配線を見直す」かの2つですが、速度や料金の不満を根本から解決するなら、高速で安定した光回線へ乗り換えるのが最もおすすめです。

光回線に乗り換えれば、オンラインゲームや動画視聴もサクサク快適になり、お使いのスマホとのセット割を適用すれば今より通信費が安くなることもあります。

結論｜J:COMの分配器を使わない方法は2つ！ネットが遅い不満は光回線への乗り換えで解決

J:COMの分配器を使わない方法は「J:COM自体を解約する」か「契約したまま配線を見直す」かの2パターンですが、ネットが遅い、料金が高いといった根本的な不満を解決するなら、J:COMより高速で安定した光回線へ乗り換えるのがベストな選択です。

ここでは、J:COMの分配器を使わずにテレビやインターネットを利用するための具体的な選択肢を解説します。

ご自身の状況に合わせて、最適な方法を見つけてくださいね。

J:COMを解約してアンテナを設置すれば分配器は不要になる

J:COMのテレビやインターネットサービスを解約すれば、J:COMが設置した分配器やチューナー（セットトップボックス）といった機器はすべて不要になります。

解約後は、テレビアンテナを新たに設置することで、月額料金なしで地上デジタル放送やBS/CS放送を視聴できるようになりますね。

J:COMの月額料金から解放されたい、完全に自前の設備でテレビ環境を整えたいという人には、解約してアンテナを設置する方法がおすすめです。

J:COM契約中でも配線見直しで分配器を使わない接続は可能

現在J:COMを契約中のままでも、テレビ周りの配線を見直すことで、分配器を使わない接続を実現することは可能です。

例えば、インターネットの速度低下が気になる場合、壁のアンテナ端子から来た同軸ケーブルを分配器を介さずに直接インターネットモデムに接続すると、通信品質が改善されることがあります。

ただし、テレビとインターネットの両方を利用するには、分配器や分波器といった機器の役割を正しく理解して配線する必要があるため、ある程度の知識が求められるでしょう。

根本解決ならJ:COMより高速で安定する光回線への乗り換えがベスト

J:COMの分配器を使わない方法を検討している背景に「インターネットが遅い」「月額料金が高い」といった不満があるなら、最もおすすめな解決策は光回線への乗り換えです。

J:COMはテレビ放送用の同軸ケーブルをインターネットにも利用するハイブリッド方式ですが、光回線はインターネット専用の光ファイバーを自宅まで引き込むため、通信速度と安定性が圧倒的に優れています。

オンラインゲームや高画質な動画視聴、在宅ワークなど、快適なネット環境を求めるなら、J:COMから光回線へ乗り換えるのが賢明な判断と言えるでしょう。

J:COMを解約して分配器を使わない状態にする全手順

J:COMを解約して分配器を使わない環境を整えるには、テレビ視聴環境の再構築と、J:COM設備の返却や撤去といった手続きが必要です。

ここでは、J:COMを解約した後に必要な手順を具体的に解説します。

アンテナ設置から機器の返却、配線の撤去まで、スムーズに進めるためのポイントを確認していきましょう。

アンテナ設置で地デジ・BS/CSを月額料金なしで視聴する

J:COMを解約した後にテレビを視聴する最も一般的な方法は、自前でテレビアンテナを設置することです。

地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置すれば、NHKの受信料を除き、毎月の利用料金なしでテレビ番組を楽しめるようになります。

アンテナの設置には専門業者への依頼が必要で、初期費用として数万円かかりますが、長期的に見ればJ:COMの月額料金を払い続けるよりも断然お得です。

お住まいの地域の電波状況や、視聴したいチャンネルに合わせて適切なアンテナを選び、設置工事を依頼しましょう。

J:COMのチューナー（STB）や不要になった分配器は速やかに返却する

J:COMを解約すると、自宅に設置されているチューナー（STB）やモデム、分配器といったレンタル機器はすべて返却しなくてはいけません。

解約手続き後にJ:COMの作業員が機器の回収に訪れるか、もしくは自身で梱包して郵送で返却する流れが一般的です。

もし機器を返却しなかったり、破損させたりした場合は、機器損害金を請求されるので注意してください。

解約が決まったら、どの機器を返却する必要があるのかを事前に確認し、紛失しないようにまとめて保管しておくと安心ですね。

J:COMの引き込み線が不要なら連絡して撤去工事を依頼する

J:COMを解約しても、電柱から自宅へ引き込まれている同軸ケーブル（引き込み線）は、基本的にそのまま残されます。

建物の外観をスッキリさせたい場合や、将来的に外壁のメンテナンスなどを考えている場合は、J:COMに連絡して引き込み線の撤去工事を依頼することが可能です。

撤去工事は有料となるケースが多いですが、家の状況によっては無料で対応してくれることもあります。

引き込み線の撤去を希望する場合は、解約手続きの際にJ:COMのカスタマーセンターへ問い合わせてみましょう。

J:COM解約後はテレビのアンテナ端子の交換が必要になる場合がある

J:COMの契約中に設置された壁のテレビアンテナ端子は、J:COMの信号に最適化されているため、BS/CS放送の一部の周波数帯の電波を通過させない仕様になっていることがあります。

そのため、J:COMを解約して自前でBS/CSアンテナを設置しても、アンテナ端子が原因でBS/CS放送が正常に映らないというトラブルが発生するのです。

もしアンテナを設置したのにBS放送が見られない場合は、アンテナ端子を全帯域の電波に対応した「全電流通過型」の製品に交換する必要があります。

アンテナ端子の交換は電気店やアンテナ工事業者に依頼できるので、困った際は相談してみてください。

J:COMのネットが遅い原因？契約中に分配器を使わない・交換する方法

J:COMのインターネット速度に不満がある場合、原因の一つとしてテレビ信号と分けるための「分配器」が影響している可能性があります。

ここでは、J:COMとの契約を続けたまま、分配器が原因と思われる通信トラブルを解消するための具体的な方法を解説します。

原因の切り分けから、自分でできる配線の見直し、正しい機器の選び方まで、快適なネット環境を取り戻すための知識を身につけましょう。

ネットが遅いならモデムに同軸ケーブルを直結して速度を確かめる

インターネットの速度が遅いと感じたら、まずは原因が分配器にあるのかを切り分けることが重要です。

壁のアンテナ端子から来ている同軸ケーブルを、分配器を介さずに直接インターネットモデムの「入力」端子に接続し直してみてください。

この状態でスピードテストを行い、速度が明らかに改善するなら、分配器が信号を劣化させている可能性が非常に高いです。

逆に速度が変わらない場合は、分配器以外の部分（J:COMの回線自体や宅内の他の配線、ルーターなど）に原因があると考えられますね。

性能の良い4K8K対応の分配器に自分で交換して信号ロスを減らす

分配器が原因で速度が低下している場合、より性能の高い分配器に交換することで、信号のロス（減衰）を抑えて通信品質を改善できます。

特に古い分配器を使っている場合は、新しい4K8K放送の周波数帯に対応した製品に交換するのがおすすめです。

4K8K対応の分配器は、従来の製品よりも広い周波数帯の信号を効率よく通すように設計されているため、インターネット信号の劣化も防ぐ効果が期待できます。

分配器は家電量販店やネット通販で数千円程度で購入でき、交換作業も比較的簡単なので、DIYで試してみる価値は十分あるでしょう。

分配器と分波器は別物！役割を理解して正しく配線する

テレビ周りの配線でよく混同されるのが「分配器」と「分波器」ですが、これらは全く役割が異なる機器です。

機器の種類	主な役割	使用シーンの例
分配器	1つの信号を均等に複数へ分ける	・テレビを複数台接続する ・テレビとネットに信号を分ける
分波器	混合された信号を種類ごと（地デジとBS/CS）に分ける	・1台のテレビで地デジとBS/CSを両方見る

壁のアンテナ端子から来た1本のケーブルをテレビとインターネットモデムに繋ぐ場合は「分配器」を、地デジとBS/CSが混合された信号をテレビの各入力端子に繋ぐ場合は「分波器」を使います。

機器を間違えると信号がうまく伝わらず、テレビが映らない、ネットに繋がらないといったトラブルの原因になるので、正しく使い分けましょう。

J:COMのBS放送はパススルーではないためSTBなしでの視聴は不可

J:COMのサービスを利用する上で、非常に重要なポイントがBS放送の伝送方式です。

J:COMではBS放送の信号を、J:COM専用のチューナー（STB）でしか受信できない「トランスモジュレーション方式」という特殊な形式に変換して送信しています。

アンテナで受信したBS放送の信号をそのまま家庭に送る「パススルー方式」とは異なるため、市販のテレビやレコーダーに内蔵されているBSチューナーでは、J:COMのBS放送を直接視聴することはできません。

J:COMでBS放送を見るためには、必ずJ:COMからレンタルしている専用チューナー（STB）を経由する必要がある、と覚えておいてくださいね。

J:COMの分配器を使わないなら料金が安く高速な光回線へ乗り換えよう

J:COMの分配器を使わない方法を色々見てきましたが、通信速度や料金への不満を根本的に解消したいなら、結論として光回線へ乗り換えるのが最も効果的で満足度の高い選択肢です。

ここでは、J:COMと光回線の決定的な違いを解説した上で、あなたのスマホキャリアに合わせた最もお得な光回線サービスを紹介します。

月々の通信費を抑えながら、ストレスのない快適なインターネット環境を手に入れましょう。

J:COMと光回線の速度比較｜オンラインゲームや高画質動画も快適になる

J:COM NETは、テレビ放送用の同軸ケーブルと光ファイバーを組み合わせた「HFC（Hybrid Fiber Coaxial）」と呼ばれる方式を採用しています。

電柱までは光ファイバーですが、そこから各家庭へは同軸ケーブルで接続するため、どうしても信号のロスが発生しやすく、速度の低下や不安定さを招く原因となります。

一方で、auひかりやNURO 光といった光回線は、電柱から自宅まで直接光ファイバーを引き込む「FTTH（Fiber to the Home）」方式です。

光ファイバーは外部のノイズに強く、大容量のデータを高速で伝送できるため、J:COMに比べて通信速度と安定性が格段に向上します。

特に、家族みんなが同時にネットを使ったり、オンラインゲームや4K動画のストリーミングといった大容量通信を頻繁に行ったりする家庭では、光回線に乗り換えることで、その違いをハッキリと体感できるでしょう。

au・UQモバイルユーザーならauひかり｜最大76,000円キャッシュバック

auやUQモバイルのスマホを使っているなら、auひかりへの乗り換えが断然おすすめです。

auひかりは独自の光回線網を利用しているため通信速度が非常に高速で、auやUQモバイルのスマホとセットで契約すると「auスマートバリュー」や「自宅セット割」が適用され、スマホ料金が毎月最大1,100円も割引になります。

さらに、プロバイダー経由で申し込むことで、最大76,000円の高額なキャッシュバックも受け取れるため、乗り換えにかかる初期費用を大幅に抑えることが可能です。

通信の品質も料金も妥協したくないau・UQモバイルユーザーにとって、auひかりは最適な選択肢と言えるでしょう。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならNURO光｜最大85,000円キャッシュバック

ソフトバンクやワイモバイルユーザーなら、下り最大2Gbpsという圧倒的な通信速度を誇るNURO 光が最もおすすめです。

NURO光は「おうち割 光セット」の対象サービスなので、ソフトバンクやワイモバイルのスマホ料金が毎月最大1,100円（ワイモバイルは最大1,650円）割引されます。

公式サイトからの申し込みで最大85,000円のキャッシュバックやPS5プレゼントなど、さらにお得なキャンペーンを選べます。

高速通信とスマホのセット割を両立させたいソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、ぜひNURO光を検討してみてください。

ドコモユーザーならドコモ光｜最大51,000円キャッシュバック

ドコモのスマホを利用している場合は、ドコモ光一択です。

ドコモ光はNTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスで、ドコモのスマホとセットで利用することで「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ料金が最大1,100円割引されます。

プロバイダを自由に選べるのが特徴で、中でも「GMOとくとくBB」から申し込むと、高性能なWi-Fiルーターが無料でレンタルできる上に、最大115,000円の高額キャッシュバックが受けられて非常にお得です。

安定のドコモブランドで、お得に光回線を始めたいならドコモ光を選びましょう。

上記以外のスマホならGMOとくとくBB光｜月額3,773円から使える高速光回線

特定のスマホセット割が不要な格安SIMユーザーや、とにかく月額料金の安さを重視する人には、GMOとくとくBB光（GMO光アクセス）がおすすめです。

GMOとくとくBB光は、スマホセット割のような複雑な割引がない代わりに、戸建てなら月額4,818円、マンションなら月額3,773円という業界最安値級のシンプルな料金プランが魅力です。

料金が安いからといって品質が悪いわけではなく、ドコモ光と同じフレッツ光回線を利用しているため、通信速度も安定しています。

他社からの乗り換えなら最大112,000円のキャッシュバックも実施しており、お得に始められるのも嬉しいポイントですね。

工事不要でネットを始めたいならRakuten Turbo｜楽天モバイルユーザーなら20,000ポイント還元

光回線の開通工事ができない、工事を待たずにすぐにインターネットを始めたいという人には、コンセントに挿すだけで使えるホームルーターという選択肢もあります。

特におすすめなのが、楽天モバイルが提供するRakuten Turboです。

月額料金は最初の6ヶ月間が無料で、その後も4,840円でデータ容量無制限で利用できます。

さらに、楽天モバイルのスマホプラン「Rakuten最強プラン」を契約しているユーザーなら、毎月1,000ポイント還元が受けられるため、実質的な負担を大きく減らせます。

手軽にWi-Fi環境を整えたい楽天モバイルユーザーは、Rakuten Turboを検討してみてはいかがでしょうか。

J:COMの分配器を使わないことに関してよくある質問

最後に、J:COMの分配器を使わないことに関してよくある質問に回答します。

J:COMの分配器を使わないとテレビやネットはどうなりますか？

J:COMを契約したまま分配器を使わずにモデムへ直結すると、インターネットの通信速度が改善することがあります。

ただし、テレビとネットの両方を利用できなくなるため、基本的には分配器や分波器を使った正しい配線が必要です。

もしJ:COMを解約して分配器を使わない場合は、テレビ視聴のためにアンテナを設置するか、別の光テレビサービスを契約する必要がありますね。

J:COMを解約したらテレビは見れなくなりますか？

はい、J:COMを解約すると、J:COM経由で視聴していた地上波放送やBS/CS放送はすべて見れなくなります。

解約後もテレビを見たい場合は、新たにアンテナを設置するか、auひかりやドコモ光といった光回線事業者が提供するテレビサービスに申し込む必要があります。

アンテナを設置すれば月額料金なしで視聴できるので、長期的なコストを抑えたい方におすすめです。

J:COMのインターネットが遅いのは分配器が原因ですか？

分配器の劣化によって信号がロスし、速度が低下している可能性はありますが、分配器だけが原因とは限りません。

J:COMの回線は、光ファイバーと同軸ケーブルを組み合わせたハイブリッド方式（HFC）のため、インターネット専用の光ファイバーを引き込む光回線と比べると、原理的に速度が遅く、不安定になりがちです。

速度に関する不満を根本的に解決したいなら、光回線への乗り換えを検討するのが最も確実な方法です。

J:COMを解約した後、分配器やチューナーは返却が必要ですか？

はい、必ず返却が必要です。

J:COMから貸し出されている分配器、チューナー（STB）、モデムなどはすべてレンタル品です。

解約後はJ:COMの指示に従って、作業員による回収または郵送で速やかに返却してください。

返却しなかったり、紛失・破損したりした場合は、機器に応じた損害金を請求されるので注意しましょう。

テレビを見るのに分配器は絶対に必要ですか？

いいえ、必ずしも必要ではありません。

例えば、壁のアンテナ端子1つに対して、テレビ1台だけを接続する場合は分配器は不要です。

分配器が必要になるのは、1つのアンテナ端子からの信号を、複数のテレビや、テレビとインターネットモデムなど、複数の機器に分けたい場合です。

ご自身の利用環境に合わせて、分配器が必要かどうかを判断してください。

J:COMの分配器交換や配線変更は自分でやってもいいですか？

はい、ご自身の責任の範囲内で行う分には問題ありません。

家電量販店などで新しい分配器やケーブルを購入し、ご自身で交換・接続することは可能です。

ただし、マンションの共有設備や、屋外にあるJ:COMの保安器などを勝手に触ることは絶対にやめましょう。

作業に自信がない場合や、トラブルが解決しない場合は、無理せず専門の業者に相談することをおすすめします。

J:COMのインターネット回線は光回線ではないのですか？

はい、J:COM NETは純粋な光回線（FTTH）ではありません。

電柱などの基幹部分までは光ファイバーですが、そこから各家庭まではテレビ放送用の同軸ケーブルで接続するハイブリッド方式（HFC）です。

一方で、NURO 光などの光回線サービスは、自宅まで直接光ファイバーを引き込むため、通信速度・安定性ともにJ:COMより格段に優れています。

まとめ｜J:COMの分配器を使わないなら光回線への乗り換えがベストな解決策

今回は、J:COMの分配器を使わない方法や、ネットが遅いといった不満の解決策について解説しました。

J:COMの分配器が原因でネットが遅いと感じる場合、配線の見直しで改善することもありますが、速度・料金・安定性といった根本的な問題を解決するには、光回線への乗り換えが最もおすすめです。

この記事で解説したポイントを参考に、ご自身の状況に合った最適な方法を選んでください。

もしJ:COMの通信速度や料金に少しでも不満があるなら、思い切って光回線へ乗り換えることで、毎日のインターネット生活が劇的に快適になりますよ。

お得なキャンペーンを活用して、ぜひ新しいネット環境への第一歩を踏み出しましょう。